Live  Report  2014/05/11




会場名
新橋ライブ バーZZ
イベン ト名


演目 1.
Everybody needs somebody to love

2.
Raise your hand

3.
Who's makin' love

4.
< MC >


5.
My girl


6.
You can't hurry love


7.
< MC >


8.
Heat wave


9.
< MC >


10.
JB Medley


11.
< MC >


12.
Dock of the bay


13.
< MC >


14.
Land of 1000 dances


15.
< MC >


16.
Show me


17.
<MC>


18.
Hold on, I'm comin'


19.
<MC>


20.
Tighten up


21.
Going back to MIAMI


22.
It's too funky in here


23.
Soul man


24.
I can't turn you loose (Ending version)


encore
Gimme some lovin'




Report

今年2回目のライブは、ダディさんのお店「新橋ZZ」で した。
諸々の事情でメンバーが減り、かつ最後のリハーサルは1ヶ月前。きちんとした演奏ができるのか少々不安ではありますが、本番 は開き直って突っ走るしかないですね。

   

入り時間の30分前に到着した私Akkeyは、お店から漏れてくる対バンさんのキョーレツな音圧に恐れをなして入ることがで きず、しばし外をぶらぶらしてました(苦笑)。半年前に出演したときに比べると店の周りの様子が変わっていて、新橋4丁目の 交差点が無くなり、店から10m程先に環状道路が開通してました。閉店したはずのお隣りのチェゴヤはまだ看板あり。「浅野内 匠頭終焉之地」の石碑は少し場所がずれたようです。浅野内匠頭が切腹した屋敷がここにあったとは全く想像できません。

   

さて、暫くすると新橋駅とは反対方向からPapan&Maman夫妻がやってきて、間もなくKCさんも合流。そして日比谷通 りの反対側を歩くTadachinはコンビニに吸い込まれました。

   

   

あらかたメンバーが揃ったところでお店に入ると、まだ対バンさんがリハーサル中。重厚な音圧は、なんとたった3人で作り出さ れたものでした。超絶技巧のプログレバンド。変拍子に脳みそがクラクラします。
本日はその対バンさん(Bible Black)と我々の2本立て。今まで新橋ZZは3本立てがレギュラーセットでしたので、2本立ては今回初めてです。

   

   

音響担当のボーンさんと店周辺の道路事情について話すと、新しくできた環状線はシャンゼリゼ通りと命名されるようだけど、サ ラリーマンが呑み食いするようなところで何がシャンゼリゼだと、入店早々盛り上がりました。確かに仰るとおりだと思います (笑)。

   

   

Bible Blackさんのリハーサルが終了。ボーンさんがドラムセットを解体しながら「タムはこのままでいいんだっけ?」っと聞かれたので、通常2タム1フロアな ところ1つタムが余計に付いていたので「別にこのままでいいっすよ」と答えたら、「え?ほんと?タム1個じゃなかったっ け?」と聞かれ、「いやいや、フルセットで大丈夫っす」と返す自分。すると客席でくつろぐPapanから「本当にそのままで いいのかよ?レフティだけど」。どひ〜っ!気がつかなかった(超爆)。Bible Blackのドラマーさん、左利きだったんですね。。。

   

   

一方キーボードブース。今回はお店のものを使わせて頂いたのですが、ボーンさん「使うのはいいけど壊れてるよ。このシールが 貼ってあるところの音が出っぱなしになったりするけど。」
見るとE♭やB♭の良い感じのところにシールが貼ってあり、"恋焦"や"Who's Making Love"に一抹の不安が。。。(汗)
実際、リハ中に鍵盤が押されっぱなしになる症状を確認したので、本番に向けて対処方法(=鍵盤を引っ張る)を検討したとのこ と(by Tadachin)。はよ自分の機材を買いなさい!(苦笑)

   

   

HitmeもUsupyも間に合い、全員のセッティングが完了し、KC & The TITEのリハーサルがスタート。そして早々と専属カメラマン隊(Pee&Par子)が駆けつけてくれました。

     

     

思えば最初にZZで演らせてもらった頃はステージが狭く(壁ギリギリにドラムセットがあった)、またバンドメンバーも多かっ たので(大きい人がいたので)、皆結構ぎゅうぎゅうな立ち位置だったように記憶していますが、今は広々としてます。その理由 は、ステージが広げられたことと、メンバーが減ってしまったことです。いいのか悪いのか、ちょっと複雑だったりします。

     

   

いつものリハ1曲目"Funky in here"でバランスをチェック。ベースがもこもこ。個々のモニターが無いので諦めざるを得ないところがあるのは重々承知してるのですが、それにしてもフ ロントの声がほとんど聞こえません。ベースをもう少し絞ると共に、ドラムももうちょっと落として叩いてねとボーンさん。そ、 それは無理ですぅ...
初めてのイエローカードにガラスのハートのAkkeyは凹みました...
そして、"Miami"、"Who's Making Love" で細かい部分の調整を行い、サラッとリハーサル終了。KC & The TITEはトップバッターのため、セッティングをそのままにしておけるのは楽で嬉しいです。



本番までそこそこ時間があるので、Papanはコロナビールを2本グイッと。いつもならリズム隊はそれに便乗するのですが、 Akkeyは諸事情により車で来たためアルコール禁止です。ベースとドラムのノリに差が出てしまうかも〜(汗)
ということで、本日はPapanだけが皆から責められてます。Papan本人は本番前から眠いの連呼。きちんと演奏できるの か!?

     

     

そんな中、宅配の荷物が届いてMamanが受け取りのサインを(笑)。しかしダディさんから受け取らないでとの指示が出て 持って帰ってもらいました。
(1日前のイベントで売るはずだった?CharのTシャツが1箱だけ遅れて到着した模様。タダなら欲しかった!?)

   

   

お客さんの入りもよく、本番10分前ともなると席がほとんど埋まってしまいました。

   

   

メンバーはおもむろにステージへ上がり、BGMが流れ続ける中定刻を5分押して、"Everybody Needs Somebody"が1曲目という久しぶりのセットでスタート。

     

     

     

2曲目"Raise Your Hand"、3曲目"Who's Making Love" を続けて演奏した後に小休止(MCタイム)。KCさんがいつもの曲紹介を行います。

   

     

     

その後はモータウンメドレー。バラード"My Girl"でしっとりと、そして"恋は焦らず"で軽快に飛ばします。久しぶりにドラムでジングルスティックを使いました。
MCの間、Papanは眠いを連呼。いい感じで酔いが回ってるようです(いい感じか?)。その様子をKCさんがMCで突っ込 みます。

     

     

   

6曲目は"Heat Wave"。ちょっとテンポが速かったかな?イメージとしてはフィル・コリンズがカバーしているようなどっしり&ゆったりしたリズム感なのですが、2拍3 連はリズムキープが難しいのです。

     

     

   

7曲目は"JB Medley"。いつまで経っても課題が残る曲ではあります。"Papa's Got a Brand New Bag" のイントロとアウトロのギターカッティングは上手くいきました(笑)。途中に入るドラムソロ、いつも何も考えておらず毎回違うことをやる(結果的にそう なってしまう)のですが、今回はシラフだったこともあり結構力んでしまいました。もっとスマートに叩ければいいのにと、いつ も反省してしまいます(反省するだけ)。

   

     

     

MCを挟みつつ、8曲目"犬"、9曲目"ダンス天国"、10曲目"Show Me"(森川由加里ではない)、11曲目"Hold On"をそつなくこなし、定番のラストセットへ。
ここまで来て、どうにもこうにもベースの音がうるさかったようで、MamanからPapanへもっと下げるよう指示が(苦 笑)。Papanを見ると汗だくでした(いつもどおり)。

   

   

      

"Tighten Up 〜 Miami 〜 Funky in Here 〜 Soul Man 〜 Turn You Loose" を流して終了。お客様(さくら?)の拍手が鳴り止まず、アンコール"Gimme Some Lovin'"でビシッと決めておしまい。やはり1時間はきついっすね〜。もっと演者に優しいセットリストを考えましょう(笑)。

   

   

   

続いてBible Blackさん登場。いきなり7拍子の難解なプログレ・インスト。3人だけなのに音が厚くてリズムがぶれません(クリックは使っていないようでしたが、後 からドラムさんのところにメトロノームが置かれているのを発見)。思わず引き込まれてしまいました。曲は全てギターさんが書 いているとのこと。MCで「(某フェスで)YESのコピーバンドは人気あったけどオリジナルは評判悪かった」と仰ってまし た。今年の夏は大阪で行われる「麦音フェスト」に出演されるそうです。また、フランスのレーベルからCDを出しているとのこ となので、セミプロさんなんですね。
続く曲も変拍子の応酬。でもメロディラインがしっかりしているので聴きやすい。ギターやベースのディレイがきちんと曲のテン ポにシンクロしてます。

   

   

全てのセットが終了し、客席からはアンコールが沸き起こりましたが、「ごめんなさい、曲がありません!」とのことでお開きと なりました。
メンバーがステージから降りてくると大絶賛!手売りのCD5枚は即完売でした(そのうち3枚はKCメンバーが購入)。ソウル とプログレ。まさに異種格闘技なイベントでした。

   

各々片付けを終え、Papanはダディさんと精算&談話。久々にファイトマネーが支払われました。
ダディさん&ボーンさんに挨拶し、店を出てメンバーが揃うのを待っていると、最後のHitmeが階段を上るや否やすってんこ ろりん。自宅と実家を2往復して膝がやられたとのこと。打ち上げのラーメン屋でもコケそうになったらしい。ダイエットも必要 だけど怪我しないように気をつけてね!

   

   

次回はKyon2が復帰することを願いつつ、これにてレポ終了。
お越し頂いたお客さま、ありがとうございました&また来てね!

(記:Akkey)

* ALL LIVE PHOTO by Pee  , Thank you ! !



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