Live  Report  2013/11/09




会場名
新橋ライブ バーZZ
イベン ト名


演目 1.
I've got to find away

2.
Raise your hand

3.
Shake

4.
< MC >


5.
I don't want to discuss it


6.
My girl


7.
< MC >


8.
Messin' with the kid


9.
< MC >


10.
Play that funky music


11.
< MC >


12.
Heat wave


13.
< MC >


14.
Funky good time


15.
< MC >


16.
Who's that lady


17.
<MC>


18.
Tighten up


19.
Going back to MIAMI


20.
It's too funky in here


21.
Soul man


22.
I can't turn you loose (Ending version)




Report

2013年9月25日「転勤になるかもしれない」と,突 然のメール.「KC & The TITEの良心」そして「サウンドの要」のKussyからのメールでした.話を聞くと元メンバーながら神格化が進む我らがHANA-changと同じ勤務 地らしいとのこと.首都圏から遠く離れるということで,今後のライブ活動の参加は難しそうだということでした.

それまでの二回のリハーサルでなんとか形にしたものの,Kussyがいないライブはおそらくこれが初めてでしょう.一同今後 の活動に不安を隠せないまま,11月9日の新橋ZZライブへ.どうなってしまうのか!?無事演奏できるのか!そして今後の KC & The TITEは!?

   

11月9日 天気はくもり 気温はやや低め.いつものように,おいおいの出発メールから我々のライブは始まります.一番早 かったのがUsupyの「すでに出ました」メールでしたね.いつもだったら車で御出勤(笑)のKussyが一番早いの に.Akkey,Papan&Mamanと出発のメールが発せられます.Tadachinがちょうどオンタイムで新橋ZZに 到着すると,すでに御大は到着していました.いつもは連絡がない上にやや遅れ気味で心配されてしてしまう御大ですが,今回は どうも一番乗りだった模様.
Hit me!もUsupyもすでに到着.パジャマ姿のAkkeyも到着.Papan&Mamanも到着です.ZZに入ると,すでに前のバンドさんはリハーサルを 終えているようでステージは空いてました.

   

   

     

早速みんなでリハーサル準備です.昔はキューキューだったZZのステージも今の人数だと余裕があります.これはこれで寂しい 気がしますね.セッティングも終了し,それぞれの音を出していきます.おや?Usupyの前にコーラスマイクが用意されてい ますがケーブルがつながれていない.「ケーブルは?」と尋ねると「もう無理!これ以上たてると音が回っちゃう」とのこと.そ れじゃコーラスはSAXのマイクでお願いします!

     

     

   

今回TadachinがZZの機材を借りたので音の確認が一番手間取りましたね.実際Funky in hereで音を出してみると「キーボードが聞こえない」とのこと「抜けがよくないんだね」ってことでボーンさんに音を変えてもらってなんとか難を乗り切り ました.ベースはいつもの通り大きい音・・・でしたが自分で音量を下げていましたね.

     

   

   

さらに2,3曲ばかり流します.音の大きいWho's That ladyをやろうと思ったんですがなかなか始められない・・・何が起きたかというと,この曲はギターとオルガンがせーのとオデコのヒカリ(テカリ)を確認 して始めるのですが,その間に御大がいて通信できない!?この曲のイントロでは御大の立ち位置を変えてもらうことでようやく 演奏可能になりました.もう少し時間がありそうなのでメンバー内で不安な曲は?と確認したところ無反応・・・大丈夫でしょう か?本当に不安な曲はなかったのでしょうかっ!

   

   

   

今回はKC御大のご家族の都合で早めに帰宅しないといけないという事情もあり,出番を一番手にしてもらったのでリハと本番の 間の直前ミーティング(?)は無し.そのままZZ内でお客様がいらっしゃるのを待ちます.その間に恒例の集合写真を撮ったり して開演待ちです.

   



そうこうしていると18:00すぎにKussy到着.みんなで「遅いよー」「リハ終わっちゃったよー」などと言いつつ,とに かくKussyを交えてもう一回集合写真を撮り直し.Kussyは初センターということでご機嫌です.まぁある意味 AKB48(Average加齢バンド 48歳くらい)ではあります.今回はお客様ですから,ゆっくり楽しんでいってもらえ ればと思います.車で来てないのでビールもOK!?メンバーも本番前にも関わらずビールをあおっている人がいます.KC & The TITEのメンバーのコロナ率が高いことはZZのオーナーダディさんもよく御承知.メンバーがカウンターに行くとダディさんは何も聞かずに「コロナだよ な?」と一言.「このバンドはホントにコロナ率高いよな?ジャンルやバンドでメンバーと客の飲み物に傾向があるのが良く判っ たよ」とも.ダディさんから「何でコロナなんだ?」と素朴な疑問を投げかけられ「体力ないからコロナなのでは?(苦笑)」と 回答すると妙に納得されました.

     

   

   



開演予定の19:00を回ったんですが,もう少しお客様の出足を待つということで,開演を少し遅らせることになりました.み んな楽器を手に合図を待っているとしばらくしてライトダウン.それじゃ始めましょう.

   

   

一〜三曲目はI've got to find away〜Raise your hand〜Shake.いずれもメンバーにとってはPianoが鳴っていたイメージがあるので,まさにメンバー変更による音の違いを実感することになりま した.特にI've got to find awayはKussyの裏Pianoが効いていましたからかなり寂しい感じ.Raise your handとShakeはUsupy一人になってしまった管をなんとかオルガンでサポート.あれだけ練習してきたのに,しっかり本番ではコケてしまいました (by Tadachin)

   

   

MCをはさんでI don't want to discuss it.これは疾走するがごとくギターとSaxをフィーチャーした曲です.音圧で圧倒できたんじゃないですかね?続けてガラッと変わってMy girl.イントロにのせて曲紹介をするとお客さんから「お〜っ」との声が.人気高いですね.我々のMy Girl歴は長いですが,メンバー構成が変わってしまったのでもう一回練り直しです.今回はここまでの出来で勘弁してください.

   

   

MCを挟んでMessin' with the kid.その後のMCでもありましたが「純ブルース」ていうのも良いですね.個人的にはやりこんでいきたいところです.

   

         

このあたりから恒例の一曲ごとのMCとなっていくわけですが,今回はMCが長かったですね〜.いつもながら「昔話」に花が咲 くといった感じ.しかも毎回「へぇ〜」ネタがあるので,お客様にも楽しんでいただけると思います.

   

   

次はPlay that funky music.いろんなところで再演奏されているので知っている方が
多いのではないかと思います.シーケンスパターンが特徴的なこの曲ですが,これも今までKussyが弾いていましたので,今 回どのような出来になるか非常に不安の多い曲でした.みなさまいかがだったでしょうか.

     

   

MCをはさみますが,御大KCはセットリストを確認して「次の曲は・・・」というならいざ知らず,「Funky good timeやって,Who's that ladyやって・・・」って全部言っちゃった.次のMCのネタどうするんすか.というわけでHeat Wave.この曲はMamanのコーラスがひときわ映える曲ですね.出だしがマイナーなのにさわやかな曲です.実は最近のKC & The TITEには「大人になりきれるか」という隠れテーマがあります.たとえばこのHeat Waveを走ることなく演奏することができるかとか,Shakeのシャッフル感を出すことができるかとかね.今回も大人になりきれなかったとは思います が,まぁ楽しければいいんじゃん?← それが大人じゃないということか.

   

   

次の演目Funky good timeは最後の最後まで気が抜けません.出だしのテンポ,途中Saxソロの聞かせどころ,そしてキメのギターの「チョイ〜ン」.いずれをとっても「大人 な『キチン』とした対応」が求めらますのでね.録音を聞いてみると?おっ,いいじゃないですか.最後まで良い感じでまとまっ てますね.今後の定番としてもどうですかね.

   

       

ところでFunky good timeの最中にTadachinが怪訝な顔をしていました.シンセの表示をみるとOCT -1と出ています.オクターブが一個下にシフトしていたようです.次のWho's that ladyではオルガンの音で上の方まで駆け上がらなくちゃいけないので,なんとか戻さなくては.今回キーボードはZZさんにお借りしてたのであたふたあた ふた.客席に居たKussyにもヘルプを頼んだのですが,お互いに???状態.結局ボーンさんに助けてもらって元のポジショ ンに戻ったので次の曲の演奏に移ります.

     

     

次はWho's that ladyです.この曲はHit me!のギターがよくヒカリますね.オルガンとしても遠慮する必要がない(?)ので一生懸命演奏にハゲむことにしています.この辺に来るとみんなの握力と 脚力が限界なんですが,勢いのある曲を前に持ってきてしまうと他の曲がポロポロになってしまうので,やっぱり後半に持ってこ ざるを得ないです.

   

   

さて後は定番のTighten up〜Going back to MIAMI〜It's too funky in here〜Soulman
-Turn you looseと一気に駆け抜けます.でも,Tighten upの紹介が一人足りないとか,
MIAMIのピアノバッキングが抜けちゃうとか,funky in hereのホーンサポートが薄くな
っちゃうとか,やっぱり,メンバーの変更の影響はぬぐい去れない.今後しばらくは管一人+Key一人の形になってしまいそう ですから,さらなるリカバー検討の必要がありますね.ということで,課題を残しつつも今年最後のライブハウス演奏を終えた KC & The TITEでした.

   

   

一番手で演奏を終えたKC & The TITEはおのおのに飲み物を持ってタイバンさんの演奏
を楽しみます.ここでもKC & The TITEのメンバーがドリンクを注文しに行くと,コロナが自動的に出てきます.ダディさん理解しすぎです.また今日はお客様の数が少なかった(すみませ ん)こともあって,いつもは演奏後も立ちっぱなしでタイバンさんの演奏を聞くのですが,椅子に腰かけてタイバンさんの演奏を 楽しむことができました.

   

     

今回のタイバンさんは,コンボトランヒップショップさん(覚えきれんて笑)とTrap S
tarさんでした.いずれもブルースに根差したオリジナル?,もしくはブルースに強く影響されたバンドのコピーの演奏でし た.コンボトランヒップショップさんは,自然にこちらが笑顔になってしまうような楽しい演奏でした.(オレの)リトルサムな んて最高!ステージングもものすごく楽しかったです.

   

Trap Starさんも本人たちもすごく楽しそうで良かったっす.ビールが美味しく感じま
したよ!みなさんともまたどこかでご一緒できるといいですね.

ところで,クーラーの通風口の正面にで冷風にさらされていたTadachinは,タダでさえ寒がりなので演奏の最中にそそく さとトイレへ.Peeもビールを逝き過ぎたかトイレに立ったのを見計らってPapanが席を移動しています.後で聞いてみる と「ゲーアンのほぼ正面でかなりの攻撃をくらった」のでちょっと角度を変えたらしい.そういえばTadachinはトイレに 立つ前,Papanのほぼ後ろでご機嫌に演奏を聞いてたんですが,どうもほどよい吸音材が目の前にあったようですね(爆)

   

演奏が進んでいる最中にKCさんはというと?どうもダディさんと「介護談義」に花が咲いていたようです.現代日本にはいろい ろと課題が多い!それぞれに課題を持ちながらも活動を続けるKC & The TITE!?ま,MC通り「自分がすきでやってるんだから」いいじゃないすか.

さて精算も終了して,帰り間際にPapanがボーンさんに挨拶に行くと,Papanに向かって「その恰好はホントに真冬だ な!」と帰り際まで指導...実は入りのときにも指摘を受けていたのでした.

   

   

ZZさんでの演奏の後は,ハケが遅いこともあって打ち上げは無し.Papan&Mamanは新橋駅方面じゃないです しね.そうはいっても腹減りました.「ラーメンでも」と思ったらKussyが「来るときに替え玉まで食っちゃったよ」と. う〜ん飲むほどの時間は取れないし,4,5人で話ができるようなメシ屋もないし・・・ここは泣く泣くKussy,Usupy との歓談を諦めて,Pee&Hitme!&Tadachinでラーメンを食って帰りました.

途中にも書きましたがこの演奏が本年の〆です.みなさん今年も本当にお世話になりました.毎回(!)バンドの記録を切り取り 続けてくれたPee&Par子にも感謝です.それから今回のライブに来てくれたお客様,そして本年のライブに来てく れたみなさん,本当にありがとうございました.来年も変わらず活動を続けていく予定です.しかも来年はKyon2の復帰もあ るかも!?是非応援のほどをお願いいたします.我々もがんばります!

それでは!

(記:Tadachin)

* ALL LIVE PHOTO by Pee  , Thank you ! !



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