Live  Report  2013/04/13




会場名
志津 Sound Stream
イベン ト名


演目 1.
I can't turn you loose (Opening version)

2.
Gimme some lovin'

3.
<MC>

4.
Dock of the bay


5.
<MC>


6.
Tighten up


7.
Going back to MIAMI


8.
It's too funky in here


9.
Soul man


10.
I can't turn you loose (Ending version)




Report

今年2月から始まった怒涛の毎月ライブ興行の第3弾は、 約1年半ぶりのハコとなる志津サウンドストリーム(以下サンスト)で行いました。
サンストに出演させて頂いてからかれこれ10年を迎えます。実は節目だったんですね。
10年ひと昔と言いますが、サンストはハコが移転しておそらく倍以上の大きさになりましたし、我がKC & The TITEは度重なるメンバーチェンジに加えてKC御大が還暦を迎えました。
でも10年前から演ってる曲は変わらない??いやいや、変わらないってことは凄いことなんです(失笑)。
でも今回のセットリスト、実は前回(2011年11月)のセットリストとオープニングの曲以外はほぼ丸かぶりっていうのは 黙っておきましょう(汗)。

   

さて、サンスト出演者の決まりごと。14時に全バンド集合。出演順を口外しない。
ということで、一番遠いTadachinから10時過ぎに「(車で)これから出ます」メール。相乗りのHitmeが「お気を つけて!」と返すとTadachin即座に「お毛をつけて?」そしてHitme「生やして待ってまーす」という毎度恒例の? やりとりが飛び交い、その後続々とメンバーからの「出ます」メールが発信されます。

   

皆順調にハコ入りかと思っていた矢先、「うとうとしてたら志津を通りすぎてしまいました。うすいまで来ちゃいました。」とは Uspy。「うすい」ってHitmeの自虐ネタにからだを張って答えたのか!?(笑)
「南砂町ナウ」と謎のメッセージを残したままいつ頃到着するのかわからないKC御大とUspyで先に着いたの は...Uspyでした。
それにしてもリハ前のハコに人がたくさん。そして皆若い...どうやら(我々を含めて)大所帯バンドが何組か出演するようで す。

   

   

ハコを見回すと、見慣れないソファが置かれてました。ひょっとすると我がKC & The TITEのリハ拠点である高円寺AfterBeat 301st.から突如消えたソファがサンストに持ち込まれたのかもしれません(嘘)。
また、女性客向けに座布団の貸し出しを始めたようです。サンストのイスは固くて冷たい木の丸イスですからね。お客さんに対す るお店の気配りが感じられました。
そしてなんと!出演者向けに「まかないめし」が登場!!オープン前までならサンスト名物「ポテチー」がお安く食べられるとの こと。正直言って待ち時間が長いですからね。しかもハコ周辺には飲食店がほとんどありません。これは嬉しい気配りです!

   

   

ステージ上は着々とセッティングが進行し、Hard Rock Concious!!さんがリハのトップバッターです。
男気あるギター2人組。熱いボーカルに加え、アコギのテクニックもなかなかなもんです。

   

   

続いてErikaJohnさん。こちらもギター2人組ですが男女デュオ。Erikaさん(♀)は萌え系な声でほのぼのとした 歌を歌います。
どっかで見たことあるな〜とずっと思っていたのですが、ライブ終わりで話したら2008年にサンストでご一緒したKukka という3ピースバンドのボーカル&ギターさんでした。
一方のJohnさん(♂)もなんとなく顔見知りのような風貌... あ!昨年一身上の都合でバンドを引退したMercyに そっくり(笑)。特に女性に絡む姿はMercyの生き写しでした(失礼)。個人的にはMercyにGary Mooreを足して2で割った感じ...(Johnさん、ほんとすみません)。ギターかっこよかったです(汗)。

   

   

3番目はANAL RESCUEさん。ちょ、ちょっとバンド名が(爆)。なるほど、演奏曲を聴いて納得。ボーカルの方はいかがわしいかたちの特注ギターを抱えてますが、音出 しの際に音響さんから「マーシャルのボリュームを云々」と注文され戸惑いを隠せない様子。実はギター弾けないようです(微 笑)。曲終わりのジャ〜ンのために抱えているとのこと(まあビジュアル的要素が大ですけど)。ジャ〜ンを期待しましょう。

   

   

4番目はKC & The TITE。仕事終わりで駆けつけたMamanもリハに間に合い、全員揃ってリハに臨みます。
ステージ中音の抜けが良くって、全体の音がクリアに聞こえます。全員のセッティングがほぼ完了したら、ドラムからサウンド チェックが始まりました。

   

   

各楽器と同時にコーラスマイクのチェックを行うという流れは初めてかも。Tadachinのカモメの音もチェックが完了し、 一通り済んだらいつものFunky in Hereで全体のバランスをチェック。必ずと言っていいほどクレームが付くベースの音量もそれ程大きくなく、バランスはいい感じ。
各々が音響さんに注文を伝えた後、リハ2曲目はGimme Some Lovin'。なかなかいい感じ。
リハの残り時間が7〜8分のところで、Tighten Up〜Going Back to Miamiをメドレー演奏して最終チェック終了。

   

   

リハ最後は、本番トップバッターのこびとくらぶさん。なんと3管揃い踏み。羨ましい〜w
なんともまあ初々しい感じで楽しそう。まだこういう場での演奏は少々ぎこちない感じですが、個人個人のスキルは高め。
特に管の3人(トロンボーン、トランペット、テナーサックス)はとても上手でいい音出してます。ボーカルのちっこい女の子も 元気いっぱい!
今回我々がブッキングされたのは彼らに見せるため?という噂が... 真意は如何ほど??

   

   

ここで我々は「まかないめし」にトライ。カレー味とケチャップ味のポテチーセット(ドリンク付き)を各々2つずつ注文しまし た。
長〜い待ち時間の間飲まず食わずだったので、このポテチーはメッチャ美味しかった!でもドリンク(大ジョッキ)はなかなか飲 みきれずにお腹がたぷんたぷん。
筆者Akkeyは車だったためアルコールは飲みませんでしたが、Papanは当然の如くコロナビールをグビグビ。羨ましい〜 w
(リズム隊のエンジンには適度のガソリンが必要なんです!)

   

   

さあ、全てのバンドのリハが終了した後は、サンスト恒例・白幡テンチョーが仕切るバンド顔見せ(紹介)ミーティング。
白幡さん曰く、懐かしい人や自分よりも年上の人がたくさん集まったおかげで囲まれてる気分とのこと。そうか、白幡さん(♂・ 35歳)よりも若いのはこびとくらぶの面々とErikaさんくらいかも。バンドやってる人って年齢を感じさせませんから!w

   

18時ちょうどにオープンするや否や続々とお客さんが会場入りし、並べられたイスはすべて埋まりました。
若いお客さんが多いなと思っていたら、案の定こびとくらぶ目当てのお客さんがたくさんいらっしゃってました。
定刻通り18時30分からトップバッターのこびとくらぶさんがステージに登場し演奏が始まると、立ち上がって踊るフォロワー がたくさん!
ステージ上のボーカルの子やトロンボーンの子もノリノリで踊ってます。
何と言っても3管のアンサンブルがよく、ばっちり決まってました。リハのときにも増して羨ましい〜と感じました。

   

2番目はErikaJohnさん。Johnさんはジャケットに腕まくりという、まさにMercyスタイルの出で立ちで登場。 どこまで似てるんだろうか?
曲間のMCもほのぼのとした感じで、場内から笑いが起こります。Erikaさんのリズムギターに絡むJohnさんのリードギ ターが絶妙で、とても息が合ってました。
お二人はどういう関係なのでしょうか?とても気になります。性格はMercy似でないことを願います。

  photo by Pee & Par子

我々は3番目に出演のため、ErikaJohnさんのステージの中盤で楽屋へ。ブラックスーツに蝶ネクタイの正装に着替えま す。
昔はステージの転換時にカーテンが閉められていましたが、数年前からはそれが無くなりました。セッティング時にお客さんの顔 が見えるので、プチ緊張する瞬間です。
そういえば、昔はステージが始まる前に白幡店長のバンド紹介MCがありましたね。今はオフラインでのサウンドチェックが問題 なければ演奏スタートとなります。

    photo by Pee & Par子

         
photo by Pee & Par子

さてさて、今回のKC & The TITEの演奏は、いつも最後の最後に演奏するTurn You Looseでスタートです。
軽快なホンセクのテーマに続いてKC御大のあいさつを挟み、再びテーマに戻って終了。歌はありません(笑)。
2曲目は間髪入れずにGimme Some Lovin'。メンバーのダンスが楽しい定番曲です。ラストのリフレインに被るHitme!のギターソロが聴きもの。
そういえばSteve WinwoodはKC御大の1つ上だったような。

     
photo by Pee & Par子

    photo by Pee & Par子

通常は3曲ぶっ通しで演奏するのですが、今回はここでMC。おっと、耳を澄ませば波の音が(カモメも鳴いている)。
Dock of the BayはOrtis Reddingの死後に発表されたOrtis最大のヒット曲。終盤のUspyのサックスソロが泣かせます。
軽くライブ告知をした後、いつもの後半戦セットに突入。

    photo by Pee & Par子

   
photo by Pee & Par子

メンバー紹介を兼ねるTighten Up、今回は全員紹介できたかな?(過去にメンバーの名前を忘れるアクシデントありw)
Going Back to Miamiは野郎どもの怒号、いや掛け声がアクセントの軽快なナンバー。Uspyのドライブ感あふれるサックスソロがイカします。

   
photo by Pee & Par子

     
photo by Pee & Par子

Funky in HereはJBのファンクナンバー。キーボード隊(Kussy&Tadachin)の揃ったダンスが私的にはツボです。今後はヒゲダンス的なパ フォームを取り入れたらもっと受けるかも(笑)。
終盤のギターカッティングのみになる箇所では、Hitme!がギターブースから腹がつっかえそうになりながらもステージ正面 にしゃしゃり出てきました。

       
photo by Pee & Par子

   
photo by Pee & Par子

そしてフロアタム一発入るとSoul Man。Hitme!、テーマはきちんと弾けたかな?メンバーほぼ全員によるAメロ2番と3番の「決めごと」は完璧です!

   
photo by Pee & Par子

    photo by Pee & Par子

ラストのTurn You Loose (Very Short Ver.)で約25分間のステージは終了しました。お疲れ様!!

  photo by Pee & Par子

楽屋に戻るとMercy、ではなくJohnさんから「ベースとベードラのタイミングがぴったしだったよ」とお褒めの言葉をい ただきました。
また、こびとくらぶのホンセクの方々からはUspyのことを大絶賛!さすが、やるときはやる男です。

さて、ステージでは4番目の大所帯バンド、ANAL RESCUEさんが始まりました。こちらも凄い集客で場内が熱気ムンムンです。
最初の曲はペニスJAPAN。そうです、彼らはグループ魂のコピーバンドなのでした。コーラスの女性は恥ずかしい顔ひとつせ ずに「ペニスジャパン!」と叫んでます。
続くチャーのフェンダー、グラビア29時、Over 30 Do The 魂 等々、インパクトのある曲ばかりで、大盛り上がりでした。
そして最後の最後、期待された「ジャ〜ン」は、、、不発に終わりました(爆)。ちなみに皆さん公務員だそうです。

トリはHard Rock Concious!!さん。男性2人によるアコギデュオですが、演奏はロックです。めっちゃカッコいい!
一度解散したものの、今回のステージで再び2人が顔を揃えたとのことです。ブランクを感じさせない、息ピッタリな演奏でし た。

   

   

これにて本日のステージは全て終了。KussyとUspyと私Akkeyは最後の締めとしてバナナシェイク(大ジョッキ)を 注文し、飲み干しました。
向こうの方ではタバコを吸いながらHitme!とMercy似のJohnさんが談笑中。ギタリスト談義か?(デジャヴか?) 何やら盛り上がってる様子。

   

   

精算が終了し、各バンドさんとの雑談も程々に解散。家路は遠いですからね〜。
車組のKussy、Tadachin、Hitme!、Akkeyは高速IC手前のラーメン屋「ごとく」でラーメン食べて解散 しました。

   

   

次回は5月18日(土)、横浜7th Avenueでお会いいたしましょう!

(記:Akkey)

* ALL LIVE PHOTO by Pee & Par子 , Thank you ! !



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