Live  Report  2011/10/29



会場名
国立 Liverpool
イベント名
ヒットソングス

演目 1.
Soul finger feat. Fuky broadway

2.
Everybody needs somebody to love

3.
Shake your tailfeather


4.
<MC>

5.
JB Medley


6.
<MC>


7.
I'm in love


8.
<MC>


9.
Who's that lady


10.
<MC>


11.
Tighten up


12.
Going back to MIAMI


13.
It's too funky in here


14.
Soul man


15.
I can't turn you loose


encore
Gimme some lovin'




Report

10月29日 本日は新生リバプールにおける初のKC & THE TITEの演奏になります。
改めまして、店舗移転おめでとうございます。これからもよろしくお願いいたします。
これまではリバプールは国立駅下車で一橋大学に向かって真っすぐの方向にありましたが、
今度の店舗は国立駅南口下車後は、線路沿いに右に向かった方にあります。
歩いて行くと高級住宅街が軒並み並んでいますが、その道沿いの右手にユニオンジャックの看板が見えてきます。
同じ建屋の2階より上は練習スタジオなんでしょうか。リバプールは以前の店舗と同様に地下にあります。

   

   

考えてみれば初代店舗(国立駅下車後10時の方向)から先日までの店舗(国立駅下車後12時の方向)で
次は3時の方向!?国立駅を一周してしまうのでは!?
初代店舗からお世話になっておりますが、内装はすべてそのまま再現しておられるんですね。
今回、店内に初代店舗からの写真が並んでいて「そういえば」と思い出しました。
初代のステージ構成から先日までのステージ構成に変わるときにはずいぶん変わったなと思いましたが,
今回のお引っ越しでは店舗の構成は大きくは変わってないようですね。
なんといってもKC & THE TITEは10人からの大所帯ですから、広いステージを維持していただいているのは
本当にありがたいです。
また、機材を後ろにはけられるようになったのが楽ですね。

   

   

   

さて、ちょっとここで筆者の話を。
KC & THE TITEもほかのバンドの皆さんと同じように会社勤めをしながらの活動をしています。
となると業務が厳しくなってくると、どうしてもバンド活動に支障をきたすことも・・・
今回筆者はなんと中国に1ヶ月の拉致!直前までの渡航となってしまい練習参加ができませんでした。
練習参加なしで本番!?とみんなに問いかけましたが、そこはアットホームなKC & THE TITE!
「本番は、きちんと演奏で参加するように」という言葉をもらい、筆者も演奏側で参加と相成りました。
その結果は!?・・・レポートの続きをどうぞ。

   

   

KC & THE TITEの本番当日は毎度のことではありますが、「出発します」メールから始まります。
今回もKussyの「出ます」の一言から始まりました。次にはtadachinの「こちらも出ます」です。
とじゅんちょうに滑り出したかと思いきや、Akkeyの「出たのはいいんですが、駅で財布を忘れたことに気付き、
家まで戻りました(´д⊂)‥」とまぁ今回も全員が集まりきるまでは予断を許さない状況です!
そりゃそうですよね、いつもお世話になっているリバプールさんとは言え、初めての場所。
駅からの距離感もわからないし、Kussy/tadachinにとっては近くに駐車場があるのか!?といった心配もありまし た。
結局、一番最初に「出ます」メールを出したKussyは道路工事や前ののろのろ運転にいらいらしながら、
最後に到着となりました。

   

   

tadachinは国立駅そばの駐車場に止めて、機材を持ってえっこらえっこら西に向かって真っすぐ線路沿いに歩き始めまし た。
国立をご存知の方もおられるかと思いますが、賑やかな町をぬけるとなんとも高級な住宅街が並びます。
(リバプールは本当にあるんだろうか?)そんな不安がよぎるような街並みを歩いて行くと、
ユニオンジャックの看板が!見えてきました。
tadachinが到着したときにはPapanはなんとSan Diegoと国際電話中でした。
先日、中国の某メーカの会議室でKC & THE TITEの映像で再生実験を行い、めでたく中国デビューをしたばかりですが、
KC & THE TITEの本格的な海外進出も近いか!

   

   

そうこうしているうちに、リハには間に合わないと言っていたKyon2以外は全員集まり、店内に入ります。
練習スタジオさんと一緒の建屋の地下にまさに移築といわんばかりのリバプールがありました。
内装のレコード・椅子・テーブル・カウンターの手すり、すべてがそのままの移築のように見えました。
そうそう、店内は基本的に禁煙になったのが変わったところでしょうかね?
喫煙族の皆さんは,一階にある喫煙所で一服してください。

   

   

リハーサルが始まります。
まずは、JAM FARM(洋楽ROCK)さん。
以前もご一緒しましたね。3ピースでVAN HALENとかCREAMなどをレパートリーにされてますね。
いつもながら安定した演奏です。
そういえば「ドラムからくださーい」じゃなくて曲で合わせてましたね。

   

   

次に、リハに入ったのが、六 道(洋楽ROCK)さん。
こちらも以前もご一緒しましたね。ベースの女性がキーボードも弾いて、WHITE SNAKEなどを演奏されています。
一曲一曲が大曲ですよね。すごいっす。

   

   

   

   

さてKC & THE TITEのリハーサルです。Kyon2は間に合いませんが全員でセッティングします。
我々は10人の大所帯ですし、どうしても「規格外(Papan談)」なのでいつもモニターの取り合いになります。
今回もなかなか転がしと脇のモニターだけでは全員満額を得ることはできません。
筆者個人的には、キーボードミキサーからヘッドホンでとっちゃうので自分の音はとれるんですけどね。
Mercyも「モニタの角度を変えていいですか」の要求を出すも、御大に「前に出れば良いじゃん」と言われ終了。

   

   

ラインものの確認を終了し、ギターの確認です。現在、ギターは二人いますので,お互い音を出して確認。
「お二人、バランスはいかがでしょうか?」の問いかけに・・・
二人ばらばらで音を出して「OKです」って、それで合わせたんですかい!?
なんか曲をやるとかさ、ないの?

   

   

ま、いいや、曲でやってみましょう。
「ちょっと押し気味なんで・・・」とのことでしたから、さっさとやってモニタ調整。
さっきも書きましたが、モニタの取り合いにも限界がありますんでね。
もう一回やって「それじゃ、よろしくお願いします」と、リハ終了。おそらく史上最短記録ではないでしょうか。
PAさんも不安そうですが、ま、なんとかなるっしょ。

     

   

最後は、ピクルス(洋楽女性Vo)さん。
Superflyをやっておられたようですが、洋楽が中心ですね。
まったく音が外れないことに感動しました。先日ママさんになられたとか、おめでとうございます。
本番ではヅラ・パフォーマンスにも驚かされました。

   

   

   

本来ならリハが終わって開場までは、街に出て腹ごなしとなるわけですが、同じ国立界隈とはいえ、
どうも周りには10人+2人(筆者の家族)を収容できるような食事どころはなさそうで、勝手が利きません。
結局Mamanたちは松屋へ食事に、Papanたちは店舗前でタバコを吸って帰りを待つという構図になりました。

   

   

そこに、Kyon2が国立に着いたという連絡が入ったんですが、一向に姿を表しません。
「右?」「左にむかっている」だの怪メールが飛び交う中「弁当買ってこい」だのなんだのと、我々も勝手なもんです。
うちの娘が「kyon2みかけた」との証言もあったりして、結局どこ行ったんだ?と話をしているうちに、
Kyon2も無事、リバプール到着。おや?何か月ぶりの全員集合なんでしょうね。
おっと、最近は筆者が休みがちなのか。

      Photo by Pee

      Photo by Pee

      Photo by Pee

      Photo by Pee

KC & THE TITEはドレスコードが決まっていますので、本番前は着替えスペースの取り合いになります。
でも、新リバプールの控室は全バンド共通ですが広い広い!
これなら、MercyとPapanとAkkeyとHit me!の同時着替えが可能ですね。あ、筆者はその隙間で十分ですよ。
今回Mercyの袖は無事まくれたんでしょうか?
着替えが終わると、出番待ちなんですがリバプールの受付の周りで黒服で待っていると
まるで、リバプールの接客係のようです。

   

   

   

   

さて本番です。

  Photo by Pee

      Photo by Pee

一曲目はSoul finger・・・なんですがなんと最前列が後ろ向きでスタート?
僕が中国に行っている間に何があったの?僕は?僕は後ろ向き?と準備する間もなくはじまりました。
ぱーぱらっぱ ぱっぱっぱ!
筆者にとっては再びみんなと演奏ができて感慨がひとしお!!
ちょっとしたオルガンソロもありますが、力が入りました。

      Photo by Pee

続けて二曲目はEverybodyです。
筆者の話ばかりで恐縮ですが、帰りの飛行機の映画プログラムにBlues Brothers 2000があって堪能してきたばかりで、
自身の演奏にも力が入ります。
この曲はお客さんをあおる力がありますよね。まさに皆さんに投げかけるような演奏に心がけています。

        Photo by Pee

          Photo by Pee

さらに続けてTailfeatherです。この曲はピアノの前奏の後にボーカル・インという構成なんですが、
なんとこなれているはずのKussy前奏でこける!?
本人談では、「音色の大きさとひずみにびっくりしてオープニングを間違えたとのことでした
筆者も練習では代役で弾いたことありますけど、これ緊張しますよね。ぼくは弾けひけましぇん。
この曲は、コーラス嬢のダンスもみものなのですが、ここのところバンド全体の動きも決まってきてますね。
あれ?筆者は音を間違えてたかな^^;
今、ホーンはUsupy一人でちょっと寂しいですが、そんなことはなんのその!
ダンスのところのリフもホーンが光ってますね。
Kussyのピアノソロも前奏のコケを挽回するってなもんで、いつもよりかっこいい!?

          Photo by Pee

      Photo by Pee

ここでのMCですが、「曲の説明すると長くなるんで」ってことで短めのMCにしようと思ってたんですが、
タイコがトラブり、急きょMCの尺を伸ばすことになりました。
というわけで、先日参加した仙台は定禅寺ストリート・ジャズ・フェスティバルのお話です。
なんといっても3.11の被災地ですが、地元の皆さんも元気に復興に向かっている様子が伝わってきました。
「逆に元気をもらった」という感覚もわかるような気がします。

        Photo by Pee

MC明けはJB Medleyです。筆者も大好き、この曲はお客さんたちも盛り上がってくれますしね。
あ、そうそうこの曲の聴きどころは、Brand-new bagのギターのカッティングです。
いつもいつも半拍多いか少ないか、どうにもこうにもうまくいかないことが多々あります。
今日は成功・・・したんですかね?演奏していない我々も緊張しちゃいます。
そうはいっても、看板曲ですからね。きっといつもながら迫力のある演奏になったと信じています。
・・・映像見てて改めて、おれ、はげたなぁ・・・

          Photo by Pee

再度MCの後に一休みでI'm in loveです。
この曲はまだまだ課題が多いですが、これからも演奏していきたい曲ですね。
ここで筆者はオルガンの音を絞ったわけですが、これが次の曲で裏目に出ちゃいました。
どうも筆者のオルガンの音は「攻撃的」で、なかなか静かな曲に合わせるのに苦労するので、
音量を抑えめにしようと思ったわけですね。

      Photo by Pee

      Photo by Pee

で、MCの後にWho's that ladyの演奏です。
MCからギターソロをあおりながら演奏開始です。さて、MercyとHit me!のどちらがソロを弾くんでしょうね?
この曲は現在のギター二本構成にはぴったりですね。Hit me!も生き生きと弾いていますね。
そんな構成なので、前出の攻撃的なオルガンを遠慮することなく弾けるはずだったんですが・・・
tadachinのオルガンソロで音が聞こえない!?
ほんとにすみません、I'm in loveのときに音を絞った設定がそのままになってました。
PAさんも演奏後にシールドを確認しにステージにかけあがって確認してくれましたが,
こちらの手元の操作ミスでした。ご迷惑をおかけしました。
そのミスをカバーするようにHit me!のソロがさく裂します。というわけで、無事(?)演奏終了です。

      Photo by Pee

      Photo by Pee

MCでは次のライブ、11月26日の千葉県佐倉市は志津の志津Sound Streamを紹介しました。
興味を持っていただいたお客さん、この記事で興味をもたれた方、またこれまでSound Streamでご一緒した方々、
またお会いしましょう!

後は一気に、Tighten upでメンバー紹介。

      Photo by Pee

Going back to MIAMIでUsupyのソロは相変わらずの輝きですね。これを聞かないとKCという気がしませんな。
ただ、このあたりでメンバー全員が力尽きるのも事実。みんな指は!足は!大丈夫か!
後、もう少しですからね、みんながんばって!

      Photo by Pee

続けて、It's too funky in hereです。最近筆者の好きなややテンポが遅いバージョンが多いでしょうか。
あぁ、みんな疲れているだけか(笑)。
ブラスのサポートもきれいに決まってますね。
今度からギターも一緒に揺れませんか?きっと一体感出ると思いますよ。

      Photo by Pee

Soul manを奉納し、I can't turn you looseで締めます。
このSoul manをないがしろにしてはいけません。
いつもの曲だからといって、適当にやるとばちが当たるといわれています。
いや実際にそうですからね。あらためてみんなで気持ちを一つにして演奏します。
今日も、無事に演奏終了しました。

      Photo by Pee

と、ここでありがたいことにアンコールをいただきました。
ところが、筆者の周りで「Gimme some lovin'」という声が聞こえたにも関わらず、筆者の譜面はみごとにHold onです。
げっ、譜面ないって! 「E!」と教えてもらってアンコール演奏が始まりました。
まさにブルースブラザーズの映画?
やっべ、ダンスもあるじゃん。
とはいえ、結構良い演奏だったんじゃないでしょうか。Hey!というわけで演奏を終了しました。
お客さんの拍手はありがたいですね。これまで何度もその温かさに支えられてきました。
これからもよろしくお願いしますね。

   

   

さぁ演奏終了後は大所帯ですからね、さっさと機材撤収と着替えをしますよ。次の(次の)バンドさんも
準備があるでしょうからね。
着替えが終わりまして、みんなでまったりして談笑です。
この瞬間が結構好きですね。って音楽の話してないじゃん。
いやぁ個人的にはそれが大事かなと思います。

   

   

この後は車できているKussyとtadachinは帰途に就き、みんなは打ち上げに向かいます。
その後の様子は写真にて!?
そうそう、Mercyは髪型がいつも変わらないことが遂に指摘されてしまいました。
潔くはずした方がいいっすよ。汗かいても拭くのが楽だし。

   

   

   

さて、本当に久しぶりに10人そろって演奏をしたKC & THE TITEでした。
見に来ていただいたお客さまにとってはどうだったでしょうか?
迫力や楽しさ、そして美しさ(?)も含めてみなさんにアピールできれば幸いです。
また見に来ていただける、そんなステージを目指して我々もがんばっていきます。
新生リバプールさんも今後ともよろしくお願いします。

(記:Tadachin)

* ALL LIVE PHOTO by Pee , Thank you ! !


【おまけ】

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   



back_mark