Live  Report  2011/06/18



会場名
新橋ライブ バーZZ
イベント名


演目 1.
Trying to live my life without you

2.
Shake your tailfeather

3.
634-5789


4.
<MC>

5.
Cool jerk


6.
<MC>


7.
Soul finger


8.
Do you love me


9.
<MC>


10.
I'm in love


11.
<MC>


12.
Who's that lady


13.
<MC>


14.
Land of 1000 dances


15.
<MC>


16.
Tighten up


17.
Going back to MIAMI


18.
It's too funky in here


19.
Soul man


20.
I can't turn you loose




Report


新橋ZZ今年2度目のLiveです。今回の報告者はKCで す。
前回の新橋ZZでのLiveは大震災の2日後で、その時のお客さんは1名っきりでした。
今回は弔い合戦(?)でしょうか。

   

我々の出番は初っぱなって事でリハスタートは5時半。リハ後出番までの時間的余裕がないと見られるので「夕食は各自済ませて ください」と言うメールが入る。
私の場合、新しい住み処となった新百合から新橋への最短コースが気になる。見ると代々木上原乗り換えで地下鉄に潜るという コースが速いらしい。
新宿の本屋に寄りたかったので、このルートはそっと無視。帰りにその路線を使う事にする。

   

今回はあまりメールが飛び交わなかったが、ほぼ定刻にZZ着。Mercyが先着していて、丁度前のバンドのリハが終わった所 だった。
コンビニで調達したサンドイッチと握り飯をかっ込む。

   

三々五々メンバーが集まって来るが、UsupyとMamanが未着。Maman、ビデオテープが入手困難と言う事で探し回っ ているらしい。
リハではいつもの様にキー坊主のレベル合わせに時間が食われる。

   

ふとMercyサイドのギターアンプを見ると"Hiwatt"の二段積み。Whoのカバーバンド"mho"さんの持ち込みら しいが、張りぼてのダミーだと言う。
さては"Pete Townshend" ばりにギターをアンプ(まがい)にぶち噛まそうと言うのか?? 期待に胸躍る、^^

   

なんだかんだ調整しているうちにUsupy登場。
例によって "Funky In Here" で様子を見る。返りのモニターがないので、Stage上で聴いた通りしか判断のしようがない。Bassマン(Papan)は皆に突っ込まれる前に自主的に レベルを絞っているらしい。

   

次に各自のコーラスマイクレベル確認のため"Miami"で様子を見る。まぁ、こんなものですか、といった所でMaman登 場、再度"Funky In Here"で音確認。
新曲”Who's That Lady"で "Hit_Me" がGuitar Solo のために前に出てこれるかどうかを確認してリハ終了。

   

客席のセッティングが始まり、ダディさんから「今日はお客さんが多いから出演者は立ち見でお願い」との声がかかる。
「およよ」年寄りにはつらい仕打ちだ。って、今日に限らずZZじゃいつも立ち見でしんどいンですけど。(唯一3/13は例外 だった)

     

   

18時半開場となってお客さんも入り始める。KC & the TITEのお客さんも、他バンド目当てのお客さんも遠くからのお運びどうも有り難うございます。

   

   

定刻の19時となっていよいよ出し物が始まりました。

  Photo by Pee&Par

今回の入りはOtis Clay の "Try to Live My Life Without You" です。
今回は2曲新しいネタを仕込んでいるんですがOpenningは国立と同じ。
2曲目は "Shake Your Tail-feather"
3曲目 "634-5789"
とお馴染みの(?)曲を滞りなく演奏しました。

   

   

MCでは各曲の簡単な説明をするのですが、ついつい「この人はもう死んじゃってます」的な内容になって「また言ってる」と顰 蹙を買う始末。
ま、曲が古いんだからしょうがないッす。でも、そんな古い曲がヒットしていた時分に私ゃリアルタイムで聴いていたんですから ね。
ちなみにOtis Clayはまだ生きています。

       

       

次はやはりメンバーの大半が Otis Reddingと飛行機と運命を伴にした Bar-Kays の"Soul Finger"
続いては 演奏するのは久々となる Capitols "Cool Jerk" う〜〜ん、息切れして声が出ない。

     

     

         

全くの新曲の ”I'm In Love” 
やはりZZでは,初お目見えの "Who's That Lady"  Hit_Me のGuitar soloが売りです。リハでは前に出る練習までしたんだからバッチリです。

     

   

   

Beatles の"Twist & Shout"の元曲は Isley Bros でJimi Hendrixが無名の頃Isley Bros, のバックを務めた事など紹介しましたが、反応はまったくなかったですねぇ。
ちなみにIsley Bros. についてはLead VocalのRon Isley は健在なれどしばらくブタ箱に入っていた様です。やっぱりSoul Manは凶状持ちが多い。

     

   

   

続くは、これまた鬼籍に入っているWilson Pickettの大ヒット、"Land Of 1000 Dances" (ダンス天国)
UsupyのSax Soloにも注目。

     

   

     

此処まで来ると後はやり慣れたClosing Routin(?) に入るだけになります。
まずは Tighten Up w/ member 紹介
MCのカウントから・・・
Tighten Up!! One, Two, Three, Four!!
あれッ、Bassの音が出ない?? 
「やり慣れたRoutinなのに??」ゑええ!?
出鼻を砕かれた皆が振り返ると、BassのPapanストラップが外れてアタフタしています。
ここぞとばかりに皆が突っ込みます。
これまでPapanに突っ込まれる事はあっても、逆の立場になる事はめったに無いですからね・・・

       

   



Papan、ブツブツ言いながら態勢を立て直し改めてカウント・オフ
Tighten Up
Goin' Back To Miami
Funk In Here
Soul Man
Can't Turn You loose

   

     

   

いつもやり慣れた曲達で、ノリも最高。と言いたい所、
ただ、うだうだと間延びしたMCのせいもあってかアンコールの声も掛かりません。
それでも盛り上がってくれたお客さんに感謝・感謝・感謝。汗者?。

     

   

引けると久々にブギー氏が来ていて、「花ちゃんはこっちに帰って来たがっている」と言ってました。
Saxが二本あると格段に幅が広がっていいんですがね、、、さて、どうなんでしょうか。
演奏が終わるとビールを呑みたくなるんですが、いつものように ”Corona Beer”を頼むと冷えてるのがないと言う。
「KCのメンバーはCoronaばっかり呑む。演奏する音楽のジャンルとビールの間に相関関係があるのか???」と呆れられ てしまいました。

   

   

次なるバンドはカルメン・マキのカバーバンド「Yuka and OS」さん。
見た目はおやじバンドとその内の誰かの娘ッて感じでしたが、なんのなんの声が良く出て素晴らしいシンガーでした。後で聴くと ガキの頃は "Purple" を聴いていたとか? Papanの娘あたりの年ごろだそうです。
改めて聴くとカルメン・マキの曲ってプログレっぽいんですね。一曲の長さも長い。

   

   

演奏終了して次のバンドとの入れ替えの合間に、我がバンドの2人のギタリストがやたらと"Yuka"ちゃんにちょっかいを出 し場外ギターバトル。でも良いいようにあしらわれていたようです。
え、Mercyはちょっかいどころか触りまくってたって? 良いのかよ??
Yuka and OSさんのギターの方にはPapanとHit-me!は兄弟に見えるらしい。その論で行くと、KC and the TITEは4人兄弟が参加しているのかな?
KC and the TITEはいつも楽しそうで良いですねと言われたそうで、「我が意を得たり」と言う所ですね。楽しくやるのが一番。^_^

   

   

トリは”mho”さんですが、バンド名から見てのとおり"The Who"のカバーバンドです。この日の集客動員はこの"mho"さんのおかげでした。ダディーさんはとても嬉しそうだったとか。
Whoは"My Generation", "Magic Bus", "I Can See For Miles" などのHit曲で一世を風靡したバンドですが、日本では映画"Woodstock"での"Summertime Blues"の大暴れで一躍有名になりました。Modsの代名詞にもなってますが、そのオッシャレーなイメージと裏腹に、楽器を壊しまくるので話題でし た。でもデビュー当時はMartha & the Vandellas の"Heatwave", "Motoring", JBの "I Don't Mind" などをカバーしてたR&Bフォロワだったんですがね。

     

    

   

さて"mho"さん、ギタープレーヤ氏は"Hi-Watt"のダミーアンプを引っ張り出し、Gibson "SG" を二本用意、さらに携帯用酸素ボンベ(これと同じようなのをヒマラヤ遠征に持参した事があります)を用意しています。何が始まるかワクワクしますね。私の 期待ではギターを派手にアンプにブチカマシ、ギターのネックが折れるまで叩きつける、、、と言う光景です。モノホンのWho の場合、Keith MoonもDrum Setをブッ壊すんですが、そこまでやれとは言いません。(ゑ、やったの??)
ところが2曲目の"Summertime Blues"を演奏している途中で終バスに乗るために帰る時刻が迫ってきました。ギターがPete Townshentよろしく腕をブン回しているのを横目に店を退出したので残念ながら最終的にどのようなパーフォマンスが披露されたか判りません。きっと エキサイティングなステージだっただろうと予想しています。全部見た人この後の補足をよろしくお願いします。

   

   

   

え、ギターの人は50歳ですか? 60歳まで腕を回すとか? いや、Peteはとっくに60を過ぎてるけどまだブン回してる はず。
"mho"のベースマンは実はDonald "Duck" DannファンだそうでPapanと盛り上がったとか? 
Yukaさんのblogに拠るとやはりギタリストはSGをダミーアンプにぶち噛ましたようですね。見たかった!!



     

   

   

(記:KC)

* ALL LIVE PHOTO by Pee & Par子, Thank you ! !



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