Live  Report  2009/03/21



会場名
新橋ライブバーZZ
イベント名


演目 1.
Trying to live my life without you

2.
Hold on, I'm comin'

3.
634-5789


4.
<MC>

5.
My girl


6.
<MC>


7.
Soul finger feat. Funky Broadway


8.
Gimme some lovin'


9.
Land of 1000 dances


10.
<MC>


11.
With a little help from my friends


12.
<MC>


13.
Shake your tailfeather


14.
Play that funky music


15.
Try a little tenderness


16.
<MC>


17.
Going back to MIAMI


18.
Tighten up


19.
It's too funky in here


20.
Soul man


21.
I can't turn you loose




Report


2009年になってから、1月2月とオヤジバンドフェスティバルに参加 しましたが、
ちゃんとしたライブというのは今回のZZが初めてでした。
2008年暮れにZZでライブ納めを行い、年明けライブはZZから。
んー、いつもお世話になってます!!

      photo by Pee

でも出掛ける前にZZのWebをチェックしたら、案の定"KC&TITE"のまま...(苦笑)
バンド名だけは改善されないですなっ!(正解は KC & The TITEです!)

さて、入り時間は16時。いつもなら「これから出ます」メールが飛び交うハズですが、全く音沙汰無し。なぜ!?
先月のオヤジバンドの時はSoftBank携帯が配信遅延状態でしたが、今回はau携帯が
配信遅延(2日前のメールが突然届く始末)。
リアルタイムに情報のやり取りができないと、何かと不安です。

   

そんな中、最初に到着したのはIcchanでした。
その後Akkeyが到着。PA担当の助さんはマイク本数の確認を始めましたが、
今回からSaxとChorusが増え、9名体制になったことをご存知なかったようです。
結局、ドラムとベースにはマイクを立てないことに。ちょっと寂しいな(苦笑)。

 

 

そして16時にはMercy以外のメンバーが揃いました。Mercy5分遅刻。
今日の言い訳は何だったのでしょうか?(聞き忘れました〜)
見ると大量の荷物を抱え、通常のフル装備(正装用のスーツなど)ではないですか。
なぜ?今日はギター1本とエフェクタ(ホントは不要)だけでいいハズなのに。。。

 

   

そうこうしている間にも、助さんはもくもくとステージのセッティングを行ってます。
ベースアンプを3段重ねにするとか、ギターアンプのヘッドから音を出さないよう下に向けて
セッティングするとか... あれこれ試行錯誤するも、実際はそれら全て却下されました(爆)。

   

途中助さんから、KCのギターは1本だよね?と念を押されましたが、それはたぶん立ち位置の
スペース確保を確認したかったのでしょう。
Mercyは2人分必要ですのでよろしくお願いします(笑)。
案の定、ドラムのセッティングが終わった頃に、「ハマッて動けない」の一言。。。
しょうがないので、泣く泣くドラムの位置を数十センチずらしました。

   

なお、ドラムの金物系(シンバル)は、2番目に出演のLittle Mouseさんからお借りしました。
この場を借りてお礼を申し上げます。どうもありがとうございました!

   

さて、ZZのリハは毎度全体で曲を流しながら助さんが微調整していきます。
初っぱなはいつもの"Funky in Here"。いつもながらMercyのギターカッティングが怪しい。

   

 

その後、"Gimme Some Lovin'"、"My Girl"を流しておしまい。
ステージ上はそれなりに全体の音&自分の音がバランス良く聞こえ、まずまずの出来。

   

   

そして、2番目のLittle Mouseさんにバトンタッチして、我々は腹ごしらえへ。

   

迷った挙げ句、「居酒屋・呑太りん(のみたりん...笑)」に入りました。
ZZは演奏が遅い時間になるため、いつも本番の前に飲み食いするんです。

 

ここでいつもまっぷたつに分かれます。飲む人と飲まない人。
ビール組は、Papan、Icchan、Usupy、Akkey。
ホットウーロン茶組は、KC、Maman、Kyon2、Mercy、Hana-chang。
居酒屋に入って飲まないなんて...(笑)。まあ、歌う人、管楽器を吹く人にとっては飲まない方が無難かもですね。
って、リズム隊だってそうなのですが...

#この頃は、本番で大失態を演じるなんて夢にも思ってなかったビール組でした...

あれ?UsupyはAltoSax奏者なのに大丈夫?リバースブローしないように気をつけて!!

あれ?Mercyは飲んだ方がカッティングを失敗したときの理由にできるのでは!?

   

そして、食べ物のオーダー。ここのメインは串焼きのようで、ベーシックな焼き鳥を数本頼みました。
ブツが来たら、バラシはHana-Changの役目。

   

   

でも、Hana-changったらバラシの途中に中座して指令を出しに行くは、戻ってきたと思ったら割り箸を
真ん中からまっぷたつに折るは、、、ちょっと怖い(爆)。世界が平和でありますように。

   

 

   

皆が一通り食べて満足し終わった後に、KCさんとMercyはたらこ茶漬けをオーダー。
店の兄ちゃんをせかすも、ご飯が炊けていない模様。既に本番開始な時間なんですが...
暫く待っていると茶漬けが運ばれてきましたが、あつあつ炊きたてのご飯を二人で黙々と
くらう! あつあつの茶漬けをくらう!!(Usupyの顔芸にご注目あれ)

   

   

食べ終わってからは、シメもHana-chang担当。いつもバラシとシメはHana-changです。

   

 

すっかり日が落ちて夜風が若干冷たい中、急いでZZへ戻りましたが、入り口から聞こえる
のは1バンド目のパインベルさんの演奏。曲は"Sweet Home Chicago"。かっちょイイ!
ソウルフルなギターデュオで、最初から観られなかったのが非常に残念でした。。。

   

ZZのカウンターには、いつもご一緒させて頂いているさくらさんが!
何でもKC & The TITEを観に来たとのこと。嬉しいじゃないですか!!

   

そして、Hana-changの幼友達であるブギー(イルマニスト)はいつも絶好調(笑)。
Hana-changとAkkeyは、ブギーからお酒をおごってもらいました。

   

実はAkkeyは既に居酒屋でビールと焼酎お湯割り(梅干し入り)2杯を堪能し、ヘロヘロ状態
だったのですが、さらに追い打ちをかけてバーボンをおごってもらったのでした。
2バンド目の心地よいブルースが子守唄に聞こえ、立ったまま寝てしまいました。。。

 

2バンド目のLittle Mouseさんは、4人編成のブルースバンドですが、今回Papanの紹介でブッキングされたとのこと。
ドラムはPapanの会社の同僚、ベース(実はトラらしい)はPapanの大学の後輩でもあります。
"Knockin On Heaven's Door"〜"からまわり(Char)"は寝る子も起こすかっこよさでした。

   

さて、KC本番。
足下がふらつく中、ステージへ上がりセッティング開始。
21時からと言われていたけど、全員のセッティングが終了したのは15分前。
KCさんの「時間が早いけど始めてもいいかな〜?」のかけ声で、演奏スタート。

   

ドラムの8-beatで幕を開ける"Trying To Live My Life Without You"。
KC〜、KC〜、KC KC KC〜 のかけ声でKCさんを煽ります。
さーて、問題は1曲目の終わりに起こりました。Akkeyが終わるべき小節数を間違えたのです。
でも、ベースのPapanを見ると一緒に弾いてくれている...(謎)
どうやって終わるべきか、悩んでいる間も無くグダグダ状態で終了(爆)。
さらに悪いことに、Akkeyは2曲目のイントロを別の曲と間違えて始めてしまいました。
お客さんはそんな状況に失笑。この雰囲気がずっと尾を引いた本日のライブなのでした...(悲)

      

酒は呑んでものまれるな。思いっきりのまれてしまったAkkeyでした。
(実は、PapanもZZに戻ってからラム酒をロックでグイッと飲んでいたとか...爆)

     

2曲目は"Hold On, I'm Comin'"、3曲目は"634-5789"。メドレーです。
ここでKCさんのMCが入るのですが、PAブースから助さんがやってきて、「しょうがねーなー」
ってボヤキながらドラムの脇に扇風機を置いてくれました。もう愛情を感じましたね(笑)。
酒のせいで汗が滝のように噴き出てくるのを見かねたのでしょう。
ちなみに、ベースの脇に置いてあった扇風機もON。ファティーズは扇風機に救われた!?

   

続く4曲目は"My Girl"。
KCさんのMCを挟んで、"Soul Finger"、"Gimme Some Lovin'"をメドレー演奏。
その後は1曲毎にMCを挟み、またーりとした流れで演目が進みます。
オヤジバンドフェスティバルで審査員特別賞を頂き景品が1年分届いた話、さらに4月5月の
ライブ告知などを取り混ぜての楽しいおしゃべりで、お客さんも和みモード?のようです。
今回は、死んだ人の話が少なかったように思いました(笑)。

   

7曲目は"ダンス天国"、8曲目は"心の友(With A Little Help From My Friends)"です。
ダンス天国は、今回からエンディングでUsupyとHana-changのサックスバトルが加わりました。
これは見ものです。二人の思いが音になって相手を威嚇するんです(笑)。

   

心の友はZZのマスター、ダディ竹千代さんの「KCさんの声がJoe Cockerに似ている」発言が
発端で、レパートリーに加わりました。
9曲目"Shake Your Tailfeather"、10曲目"Play That Funky Music"、11曲目"Try A Little
Tenderness"とそつなく演目が進みます。でも眠い。眠たい。横んなって寝たい!by Akkey

   

12曲目は、キーボードがシールドを差し替えるため、リハ時に急遽曲順入替を決定した、
"Going Back To Miami"。KCさんはステージ最前列に現れた(バンドお休み中の)Tadachinに
マイクを向け、Tadachinはコーラスでそれに答えました。Tadachin、早よ帰ってこ〜い!

   

   

その後は毎度おなじみの、怒濤のメドレー"Tighten Up"、"Funky In Here"、"Soul Man -
Turn You Loose"でシメです。

   

Funky In Hereでは、居酒屋で約束したギターカッティングのときにドラムは叩かないというのを
実践しました。有言実行。Mercyは本当にやると思っていなかったようで、後で「あのときは
冷や汗をかきまくった」と言ってました。冷や汗で5kgくらい痩せたかな?

   

終わりよければ全てよし。何とか乗り切りました。途中で何回やめようと思ったことか(苦笑)。
細かなトラブルが結構あって(酔っぱらってたので細かなケアができてなかったのだと思うの
ですが)、曲の途中でシンバルの首がガクンと下がり、曲の途中でキックだけ残る箇所を利用
して直したり、最後のメドレーの途中でキックペダルのスプリングを固定するネジが緩んでしまい
バスドラの音が思うように出なくなったけどそれでもキックし続けたりと、大変でした。

     



終了後は客席でいろんな人に声を掛けられ、励まされました(笑)。

 

   

   

しばらくすると、Mercyは恒例の独り反省会のため外へ。
ついていくと、なんとMercyが連れてきた女性二人が寒い外でずっとMercyのことを待っているではないですか!
Mercyに対して一緒に帰ろオーラを放っているのですが、当のMercyは冷たいそぶり。
我々がいるからって照れなくてもいいのに(笑)。
そんな女性二人から、メンバー全員に差し入れを頂きました。ありがとうございます。

 

AkkeyとHana-changは、ZZ最寄りの自販機でMaxCoffeeを買って一緒に飲み、独り反省会最中の
Mercyを残して会場に戻りました。

 

 

気がつくと結構遅い時間になっていたので、帰ることに。
ダディさん曰く、
「1曲目が延々終わらないのはウケたな〜。誰かが止めればいいのに。なんでみんな無口になっちゃうんだよ。」
「今度ソウルだけのソウル・ショーをやろうよ。あんだけの曲で客が踊らないのはおかしいよ。」
との寸評を頂きました。予期せぬトラブルにも柔軟に対応できるよう精進しましょ。
(トラブルを起こすことが悪いって!?トラブルはいつやってくるか分からないですから...苦笑)

 

そして、全員退散。
あ、独り反省会中のMercyは置き去りに... あわてて荷物を取りに戻ってました。

新橋駅へ向かう道中で、MercyとHana-changが行方不明に!!
Mercyの財布が無くなったとのことでしたが、カバンに入っていたとのこと。
てっきり、Hana-changがMercyを路地裏に連れ込んでボコボコにしているのかと思いました(笑)。

(記: Akkey)



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