Live  Report  2007/11/24



会場名
志津 Sound Stream
イベント名
サン スト7周年記念『大人なBANDマン!!』

演目 1.
Trying to live my life without you

2.
Gimme' some lovin'

3.
Everybody need somebody to love


4.
MC

5.
Tighten up

6.
Going back to MIAMI

7.
It's too funky in here


8.
Soul man


9.
I can't help myself




Report


2007/11/24(Sat) Live at Sizu Sound Stream

11月は2回もライブをこなすという快挙!
中年な肉体そして精神を誇る我がバンドとしては、そんなことありえな〜いなのですが、
毎度お世話になっている志津・サウンドストリームさんが7周年のイペントにお誘いと
あらば俄然応対が違ってきます。

題して「大人なBANDマン!!」

そうです、大人なんです。大人になりきれない万年少年もいる?ような気が?しますけど...(笑)

  made by Sound Stream

ただし、ここのところ回を重ねるたび、参加メンバーが1人ずつ減っていくんです...
まあそれぞれの事情があることなので致し方ないのですが、残念でなりません。
今回のステージのガラ〜ンとしたことといったら...

いつもギュウギュウなステージで大汗かきまくりのパパンでさえ、今回はラストの曲までは
1滴の汗もかかなかったと豪語してたぐらいです(ちょっと違う?)。
前回のKyonkyon欠席に引き続き、今回はKeyboardのTadachinが諸事情で欠席のため、
総勢7人での演奏となりました。

さて、集合時間(15:00)のちょっと前にハコ入りしたら、可愛らしい声の、まるで
キャンディポップな歌声がっ!

   

これは、大風邪引いて木曜〜金曜と丸2日間寝込んでいた私Akkeyのテンションも上がる
ってなもんです。

2番目に出演のKukkaさんがリハ中でした。北欧ポップスのコピーのようです。

   

次に、以前ご一緒したことがあるベース侍、Kota Miyamori with Friendのリハ。

   

今回はゲストプレイヤーとしてもう一人ベーシストの方と、そしてなんと!自称KCファンの
浅川君がギター&唄で参加ってことで、見ごたえたっぷりな予感。

     

浅川君のスレンダーなギターとソウルフルな歌声はもちろんのこと、もう一人のベーシストの
方がこれまた超絶技巧派でありまして(笑)、6弦ベースをまるでメロディ楽器のように
弾きこなしている有り様にジャコか?スタクラか?いや、アンソニージャクソンか?
(体系がまるで違うけど)と皆の視線を釘付けにしていました。

     

続きましてはKCのリハ。

   

各パートの音出しをソツなくこなして行き、全体演奏でのサウンドチェックへと進みます。
フロントの音をモニターに返してね。各々が叫びます。
も う一回演奏。そし てチェック。なんか全体的にナカ音がでかくなっちゃったね。
全体的に下げ目でフロントのボーカルだけ残る感じで。飽くなき要求に音響さんは応えてくれます。


   

も う一回演奏。 んー、まだなんかでかいんだよなー。それ、ベースだよなー。
皆のブーイングが一気にパパンに集中。パパン切れる。でも飽くなき要求に音響さんは応えてくれます。


   

もう一回演奏。ん、いいんでないかい。本番よろしくお願いしま〜す。

おっともう1つ。今回久々の?試みとしてベースとドラムにコーラスマイクが設置されました。
頑張るで〜!KyonkyonやUsu-Pが不在な間は!さて吉と出るか凶とでるか...(爆)

リハが終わり客席に戻るや否や、パパンの元にLittle Bitさんのギタリスト・自転車屋チャリーさんが
寄ってきて、我々のブログの話を語り始めたではありませんか!
なんでも、今朝方まで細部まで(このKC-HPだけではなくリンクされてる個人のブログまでも!)
チェックして頂いたそうな。メンバーも知らないことを知っている!こ、怖いっす(笑)。

そんな最中、Back Stage Passが渡されましたが、首に通すひもが長くなってもう安心ね!
ってコラッ!以前のB-Passで頭が引っかかって首まで辿り着けなかった人誰〜れだ?

B-Passがメンバーに行き渡ったところで、軽く食事を取りに外へ出ることにしました。
ちなみに残りのリハは、両者とも前回ご一緒させて頂いたJunktionさん、Little Bitさんでした。

   

Little Bitのボーカルさんから美味い喫茶店の在り処を教わり、我々はそちらへ。
喫茶店は「自家焙煎珈琲・ボンカフェ」。初老の紳士が一人で切り盛りしている感じのいいお店です。
我々7人がどやどやと入っていったとき、先にテーブル席に座っていたご老人と(たぶん)お孫さんが
席を譲ってくれました。なんか温かいぞ!志津。

   

思い返せば初めて、いや2度目でしょうか。リハ後の軽食でOKストア内のロッテリアに行かなかったのは。
集合時間まで1時間足らずしかありませんでしたが、美味しいコーヒーとトースト、サンドウィッチを
頂きました。Hana-Changはトーストのジャムを全て平らげるほど。

   

そして、お会計のとき、Hana-Changは裏金工作のためか尻尾を捕まれないようにするためか、
マネーロンダリングに走るのでした...(これが世間に知れたら... ヒィ〜)

   

さて、サンストですがちょっとのご無沙汰の間に細かいところが変わってました。
楽屋やステージには出演者のためのちょっとした気配りを感じさせる改造がなされ、
ステージを仕切るカーテンが控え室の出入り口まで延長されてました。進化してるのね。

   

さーて、全体ミーティングの後は開場、そして本番スタート!

      
  photo by Pee & Par

トップバッターは(って言い方が超オヤジ...沈)Little Bitさん。
いつも手堅いロック魂を届けてくれます。

   

そんな中、紅一点の鍵盤ギャル(主婦のようですが...)の陶酔プレイに惹かれます。
たとえギンギンなギターソロを繰り広げていたとしても、どうしてもキーボードに目が行ってしまうのです。
ギタリストの方(お二方)、申し訳ないっ!!彼女のプレイときたら...(昇天)

中盤の"Georgy Porgy"、"Purple Rain"で80年代のあの時代(笑)にタイムスリップし、
ラストの"Don't tell me you love me"のキーが4度下がっていることに、バンド演奏者は皆同じ経験
(悩み、不平不満とも言う)をしているんだなと涙したステージでした。

   

   

2番手は、Kukkaさん。

今回が初ステージだとのこと。どうりで初々しい。
Kukkaとはフィンランド語で「花」のことらしいです。花...つながりですか...(!)
応援者が多数詰め掛けたようで、がらんとしていた最前列が一気に埋まってしまいました。

   

   

The Cardigansの"Carnival"(懐ツカシ!でも個人的には恥ヅカシ!)、そしてユーミンの歌が
場内を和ましていました。和んでいたからこの際ベースのキーが外れていたことは黙っておこう...
(ベースの彼女は、ベース歴半年だそうな... よっておじさんは許す!)

     

さてここで開場を見渡すと、なんとHana-Changの周りにキレイなギャルが集まっているでは!!
な、 なんかHana -Changがイケメンに見える...(嫉妬)
ギャル達がどのような関係にあるのかは、えーと、大人なので伏せておきます。ふふふ...


       
photo by Pee & Par

3番手は、Kota Miyamoriさん。

ベース、上手いっす。っていうか、ベース1本だけでステージに上がろうなんてそんじょそこらの
奴らは考えないでしょう。もっとも彼は元々バンドを組んでいて我々KCと同じ類の曲を演奏していた
とのことですが。

 
  photo by Pee & Par

ベースラインが美しいメロウな曲"Out of the Curtain"、アーバンでファンキーな曲"It's my Distance"
(打ち上げで彼からCDを頂きました!)とソロ演奏が続き、お待ちかね浅川君の登場。

   
  photo by Pee & Par

演目は"Come Together"。ソウルフルな浅川君の声が非常に心地よいです。男惚れします。ホモちゃいますけど。
続いてはベースデュオで、"Isn't She Lovely"。
リハの実況でも書きましたが、ベースをギターの如く、まるでメロディ楽器のように弾きこなす様に
目を奪われてしまいます。男惚れします。ホモちゃいますけど。

     
  photo by Pee & Par

そんなこんなでお次はKC&theTITEの出番。

幕が開くといきなり最前列はKCファンで埋まっており、っておい!今回欠席のTadachinがノリノリで
はしゃいでるじゃないですか!そんなことしてんならステージに上がって来いよ〜(哀願)

   
  photo by Pee & Par

   
  photo by Pee & Par

曲は「KC〜 KC〜 KC, KC, KC, 消し(抹殺?)」とHana-Changの怨念漂う"愛なき世界で"で始まり、
"Gimme Some Lovin'"、"Everybody Needs Somebody"のメドレー。

   
  photo by Pee & Par

あたくしAkkeyは、いきなり1曲目のエンディングをトチッてしまいました。
が、失敗を上手くごまかすのが大人っ。ってことで何食わぬ顔で2曲目のカウントへ(実は大汗)。

     
  photo by Pee & Par

「サンスト7周年記念おめでとう」のMCの後は、最後までノンストップの体育会系魂(ソウル)注入メドレー。

     
  photo by Pee & Par

"Tighten Up"(KCさんAnnieの紹介をすっ飛ばす)〜"Going Back to Miami"(KCさんの唄入りタイミングが
早くて久々にパパンとAkkeyが目を合わせる)〜"Funky in Here"〜"Soul Man"(Annieピックをすっ飛ばす&
全く違うコードで弾く)〜"I Can't Help Myself"(パパン譜面見えずに大汗書く、挙句の果てには全然違う
ベースラインを弾く)という怒涛のラインナップ。

       
  photo by Pee & Par

     
  photo by Pee & Par

もうヘロヘロ。今後はメドレーは3曲までってルールを作るべきか!?

     
  photo by Pee & Par

     
  photo by Pee & Par

でも、今日もまたお客さんに乗せられて、楽しい演奏ができました。
ただじっと座って聞いてるんじゃなく、皆さん身体動かして曲に乗ってくれてるんですよねー。

     
  photo by Pee & Par

     
  photo by Pee & Par

いつもはオープンフロアで、踊りたい人は立って踊るって会場のスタイルでしたが、今回はステージの
直ぐ前からイスが並べられたため、逆に立って踊ってくれた人は少なかったかも(後ろの方は分からないけど)。

     
  photo by Pee & Par

     
  photo by Pee & Par

     
  photo by Pee & Par

でも、座ってたってノリノリな状態は見てて分かりますよ。それが伝わってきた。で、こちらの演奏にも
影響される。いい状態のスパイラルが生まれたっていうか、お客さんとひとつになれたっていうか。
...ったく何言ってんだか(すんません)。

     
  photo by Pee & Par

     
  photo by Pee & Par

     
  photo by Pee & Par

     
  photo by Pee & Par

  photo by Pee & Par

そしてトリは、お待ちかねのJunktionさん。

前回ご一緒させて頂いたとき鳥肌が立ってしまった、あの小田和正さん(の声)そっくりさんバンドです。
ボーカルだけでなく、他のパートの方も音色とか弾き方がそっくりですよね。非常によく研究されてます。
途中「小田和正全詞集〜大切なことば〜」を読めと、小田教の布教活動が(笑)。

   
  photo by Pee & Par

ご自身が気に入った詩を朗読するコーナーあり、そして感極まってしまう場面あり(こちらもグッときましたよ)、
いやーエンターティナーだなぁと思いました。最後は"キラキラ"で大団円。

   
  photo by Pee & Par

終了したのは予定を遥かに押して22時過ぎ。
電車帰宅組はギリギリな時間です。

     
  photo by Pee & Par

本日は是非とも打ち上げを行いたいと白幡店長からの意向もあり、車組は残って乾杯をしました。
おっと、飲み物代は自腹なのね...(苦笑)

でも、乾きものに枝豆、キムチまでもがテーブルに並べられ...
くー、こりゃビールが飲みたくなるってか!でも飲んだら電車。車で帰る人は飲めません(沈)。
極めつけは、鹿肉の燻製。肉厚でやわらかく、しかも匂いにクセが無い!こ、これは美味い!!
こりゃやっぱりビールが欲しくなるぜっ!いっそのことサンストに泊まるってかっ!!

     

いかんいかん、誘惑には負けまいと車組はソフトドリンクを飲み干し、諸々の方と諸々の話しをして、
その場を引き上げたのでした。

そうそう、Annieはここでもしっかりと営業してました。
パパン作成アド・カードをしっかりとコピーしてきて(縮小されてましたが...苦笑)、皆さんに配りまくって
いました。そういう心掛けがバンドの発展につながるんですよねー。おみそれしました。



お昼にサンストへ到着したときは絶不調だったあたくしですが、帰り際は不調もどこへやら。
すっかり元気になって帰宅したAkkeyがお粗末ながら今回のレポート役を務め上げました。



(記:Akkey)




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